2025年04月05日

●スリランカのバワのホテルのバーがCMに

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こんにちは。4月ですね。お変わりありませんか?春だもの、新しく何かが始まったりしてますか?


最近始まったサントリーのウィスキー『碧Ao』(アオ)のCMって見ました?とーっても素敵なんです。

松田龍平さんと石橋静香さんが、スリランカの海辺のバーで待ち合わせるという設定のもと、ジェフリー・バワ設計のホテル「ライトハウス」が使われています。

ライトハウスはコロンボから南下したゴールの海沿いにあるホテルです。

晩年のバワは、よくここで海を眺めていたと言われています。

私も何度か利用しているので、特徴的な入り口やレストランはよく覚えているけれど、お酒を飲まないためにバーの記憶が不確かで、映像を見てこんなにいいバーだったのかと…。

お酒を飲まなくなったことをちょっと後悔。

いっそのこと再開して、私も誰かと待ち合わせてみたい気分になるけれど、誘ってみたいと思う相手もジュースやお茶しか飲まないのだから、全く非現実的な話だ。

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公式ホームページを見るとCMの世界をじっくり味わわせてくれる4種類の動画がアップされているので、ぜひ見てー。


撮影に使われているのは、ライトハウスのバーだけでなく、コロンボ郊外マウントラヴィニアにある「マウントラヴィニア・ホテル」と、ジェフリー・バワがデザインした小さなホテル「ザ・ヴィラ・ベントータ」もしっかり紹介されている。


マウントラヴィニアは、とてもせつないラブストーリーが残っているホテルで、取材に行くたびに聞かされていた話なのだが、プロの映像と語りで説明されると、何倍も素敵に聞こえる。スリランカを代表するシェフがいるホテルでもあるので、食事にだけ寄るのもお勧め。ランチ・ビュッフェは秀逸だよ。


ザ・ヴィラ・ベントータはこぢんまりとした隠れ家的な場所。こんなところで、一週間ぐらいゴロゴロ過ごせる余裕があったらいいのにと思う。

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こうやって素敵な映像で見せてもらえると、ますますスリランカ行きたいーって人が増えることを予感させられます。

ぜひ公式ホームページを開いて、行きたいな〜スリランカって気持ちに浸ってくださいませ。


そういえば少し前には、ファストフード店の松屋でスリランカのデビルチキンを一週間だけ販売していました。

食べに行きたかったのだけれど、舌がひりひり痛くなる謎の状態に陥り、辛いものなんて口にすれば悶絶…、全然食べられる状態じゃなかった。


というわけで、何かと注目を集めているスリランカなのです。

スリランカ行ってみたい!アーユルヴェーダ受けたい!でもどうすればわからない!という人は、ご相談くださればアレンジします。

お名前(漢字とアルファベット)

旅行をご希望されている時期や期間

スリランカに行きたい、アーユルヴェーダを受けたい理由などを書いて、

sayura@outlook.com と  sachiyohappy100@gmail.com (ccしてね) まで、連絡ください


ちなみにスリランカのバーでお酒を飲むときはAoだけでなく、ヤシから作った蒸留酒「アラック」やスリランカのビール「ライオン」も是非飲んでみてくださいね(笑)

posted by 岩瀬幸代 at 18:02| Comment(0) | TrackBack(0) | スリランカ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2025年02月22日

●アーユルヴェーダホテルを作るというので


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こんにちは。
まだ寒い日が続いていますがお元気ですか?
バレンタインデーは過ぎたけれど、自分用に買ったチョコレートを食べながら、
人生の最後に食べたいものは何かと聞かれれば、やっぱりチョコレートだよなぁと考える。
あるいは、あんこ・・・だな。


昨日の新聞で、日本人のパスポート保有率が17.5%に低迷というのを読んで、びっくりした。
昨年の日本人出国者数は1301万人だったのに対し、訪日外国人は3687万人・・・完全に時代は逆転していて、
私がかつてずいぶんたくさんの海外旅行記事を書いた旅行業界紙も休刊になると連絡が届いた。


もし紙面の内容を海外旅行にこだわらずインバウンド記事を積極的に掲載していたら、もし紙面にこだわらず早くからネット配信に力を入れていたら、きっとこうはならなかっただろう。
結局、時代の波にうまく乗れないと、つまずくってことなのか。


そうはいっても、今の時代がいいかと言えば、昔の方がよかったと懐古主義になってしまうけれど、押し戻すこともできない。
私がスリランカにひかれたのは、人とのつながり、家族のぬくもり、仲間への思い、古くからの習慣・・・、そういう一見、暑苦しくて面倒くさそうでも、ぎゅっと抱きしめると柔らかで優しいものがまだちゃんと生きていたからだ。

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スリランカ関係の最近のトピックは、個人的な話になるけれど、昔からの知り合いがアーユルヴェーダリゾートを作る予定だと連絡してきたことだ。
知り合った当初、その知人はアーユルヴェーダにあまり興味を持っていない様子だった。


スリランカ人なら誰もがアーユルヴェーダを信じて利用しているというわけではない。
古臭い医療だとか、田舎の医療だとしか思っていない人もいる。


「アーユルヴェーダはそんなにいいものか?」とその古い知り合いから何度か聞かれたものだ。
「私はそう思うけど。でも人によって、というか症状によって、効く場合もあれば効かない場合もある」と答えると、
「ふ〜ン」と生半可な返事をするので、
「アーユルヴェーダはあまり信じられない? でもリラクゼーションは、あらゆる症状改善の基本だし、アーユルヴェーダホテルに来る人たちはみんな満足して帰るよ」と話すと
「なるほど〜」と聞いていた。


それから何年かした頃、知人は私に
「最近、アーユルヴェーダのオイルを使ってる。家族によくマッサージしてもらっているんだ」と話した。
「えっ?どこか具合悪くしました?アーユルヴェーダは、効いている?」と私。
すると渋い顔をしながら、膝と腰のあたりをさすって、調子が悪いことを示した。
そして、もちろん効いているさと言いたげに、目を丸くしてうなずき「いいオイルだから、後で紹介するよ」と私の顔を見た。


それからもずっとオイルマッサージを続けているようだけれど、会う度に足の運びが重そうになっていく。
老いていくのを見るのはつらいけれど、どうしようもない。
「オイルを塗った後は、少し楽になるんだ」と話してくれた。


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その知人が、アーユルヴェーダホテルを作るという。
私は普段、たくさんあるアーユルヴェーダホテルの中から、問い合わせをくれた人たちそれぞれの希望を聞いて、それに最も近いホテルを紹介しているので、リストに一つ増えることを喜んだ。
知人も、私が手伝えることを喜んで、詳細を伝えてくれたのだけれど・・・。


ホテルのメインドクターに名前が挙がっていたのは、聞き覚え、見覚えのある人物だった。
昔の記憶を手繰り寄せ、その人が私の一冊目『緑の島スリランカのアーユルヴェーダ』を書くときに取材をしたドクターだと思い出した。
そしてとんでもない人物だったことも少しずつ思い出した。


本には書かなかったし、ここにも書かないけれど、知人には詳しく書いてメールを送った。
そして、「そんなわけで、私は今もそのドクターを信じられないし、私を頼ってくれた人に紹介できない・・・とても残念だけれど」と閉じた。


知人にとっては、まったくもって嬉しくないメールだったと思う。
以来返信は来ないけれど、次にスリランカへ行く時はもちろん会いに行って、今まで通りの関係性を続けていけたらと思う。
長い間一つのことに関わり続けていると、こんな風に自分の経験が生きてくることもあるんだと感じたのでした。


では、美味しいチョコレートを食べて皆さんもぬくぬく過ごしてくださいね。
食べていたらふと、チョコレートをあげようとして断られた撃沈の記憶(笑)を思い出した。



スリランカに行きたい、アーユルヴェーダを受けたい、でもどうすればいいかわからないという人は
・フルネーム(漢字とアルファベット)
・希望している期間と日程
・アーユルヴェーダを受けたい理由

を書いて、よろしければご連絡ください。
連絡先は sayura@outlook.com  と   sachiyohappy100@gmail.com (ccしてね) 
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2025年01月05日

●今年もスリランカ&アーユルヴェーダでよろしく!

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9連休なんてあっという間。
早いね、休みの日が過ぎていくのって。どう過ごしてました? 故郷でのんびり?それとも仕事で休めなかった?
私は、年越しにしばしば訪れる浅間山近くで初日の出を拝み、生まれたての太陽の光を全身に浴びて元気な一年を祈願・・・後はずっと家でぬくぬく。

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年末年始に海外旅行へ行った人は去年より多いけれど、コロナ禍前の2019年に比較して、63%に過ぎないそうだ。
しかも旅先の多くは近場のアジアかリゾート。
理由は、言わずもがなの物価高と円安。どうなるんでしょ、この先。


スリランカへ行った日本人は、昨年1年間で3万人を超え、2019年レベルに戻ったけれど、なにしろこの年は4月に連続爆破テロが起きて旅行者は激減したから、比較してもあまり意味がない。
前年の2018年に比べると、2024年にスリランカを訪ねた日本人はまだ62%。
スリランカは円安の影響をさほど受けずに旅行できる国なのだけれど、それがあまり知られていないのか、あるいはテロやらデフォルトやらいろいろあってイメージが悪いのか。伸び悩んでいるね。


でもスリランカが好きだ! スリランカのカレーが好きだ!と発信する著名人は増えていて、最近特に印象的だったのは加藤シゲアキさんだ。
ちょうど一か月前の日テレ『アナザースカイ』に登場して、スリランカがいかにいいところでどれだけ好きかと熱く語った。


彼がスリランカをプライベートで訪れたのは6年前。
番組でスリランカを好きになったきっかけ(内容の詳細はこちら)について「2018年って僕らNEWSがデビューして15周年で、忙しすぎてもうなんか、燃えカスみたいになって、“何かここで区切りを無理やりつけなきゃいけない”ってときに、スリランカだったんですよ。なんかね、すごい救われたんですよね」と話した。


あ、私と似たような理由……。
本に書いたことがあるけれど、2度目にスリランカを訪れた頃の私は、自分がよくわからなくなっていた。そんな時、4月のお正月を無邪気に楽しむ彼らの姿を見ていたら、体の余計な力がすーっと抜けて、そのままでいいと言われたような気がしたのだ。確かに、救われた。


私にメールをくれる人たちの感想を読んでいても、同じような感覚を味わった人は結構いるんじゃないかって気がする。
スリランカは観光やアーユルヴェーダの魅力も大きいけれど、人や環境もすべてが私たちを包み込み気持ちを楽にしてくれるようなパワーに満ちている。
豊かな緑と降り注ぐ太陽の光、その中で育まれた人々の自然な笑顔と飾り気のない素直さ・・・。
そんなあれこれに心がほどける。


さあ、今年はスリランカのこの魅力を受け止めに行く人がどのぐらい増えるかな。
私は引き続き、皆様からのご希望にこたえて「スリランカに行きたい!アーユルヴェーダを受けたい!」という人たちの旅のお手伝いを、今年もしていきます!


個人的な目標は、着物を自分で着られるようになることが、もろもろある中の1つ。
仕付け糸のついた箪笥の肥やしがあまりにもかわいそうで・・・。


どうぞ今年もよろしくお願いします。
誰にとっても穏やかで健やかな一年となりますように、心から祈願しています。


問い合わせ先はいつも通り sayura@outlook.com と sachiyohappy100@gmail.com (ccしてね)まで。まずは気軽にご連絡ください

posted by 岩瀬幸代 at 23:09| Comment(0) | TrackBack(0) | スリランカ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年11月25日

●たまにはプロフィールでも

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こんにちは。
お元気ですか?書かない間にスリランカの大統領選も日本の衆院選も、MLBワールドシリーズも、そしてスリランカの議員選も終わって大小様々なイベントに一喜一憂しながらあっという間の日々を過ごしていました。
これから世界はどう動いていくのでしょう。
スリランカは大統領も、議会議員の顔ぶれもガラッと変わって、いい方向に変わってくれるようにと期待しています。


プライベートでは、久しぶりにお墓参りをしに富山へ行き、いとこと遊び、お寺を訪ね、キトキトの魚を食べ、温泉に入って、おいしい新米を買って帰ってきました。
しばらく会ってなかった友人に会う機会も多く、ネット上では偶然久しぶりの友人の写真を見つけたりして、わくわくする再会の季節を過ごしていました。


最も久しぶりだったのは、20代の頃に仕事関係で親しかった人たち。
私は20代後半から、旅行業界誌の出版社に在籍し、記者および編集者として仕事をしていました。当時、取材先でしばしば会っていた人たちとの再会です。
その後の人生はそれぞれでも、共有できる記憶があるのはフリーランスで働いてきた私にとって貴重な存在です。


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人生にはいくつかのターニングポイントがあるけれど、旅行業界誌の仕事に就くまでは転職を繰り返していました。と言ってもいずれもメディア系で、中でも雑誌を作る出版社で働くことが多かったのですが、簡単にたどると卒業後、某テレビ局に始まり、車系の出版社へ移ったものの、深夜に及ぶ残業が続いて退社。しばらくスキー場でバイトをしてから広告代理店に入り、やっぱり出版社がいいと考えていたところ、友人の紹介でスポーツ系出版社で働くことになった。数か月すると、今度はそこで一緒に働いていたお姉さんに誘われて食べ物系へ。


車にはあまり興味がなく、スポーツに詳しくない私でも、食べるのは大好き!だから今度は続くだろうと思って、ワイン本を作るために食べ物系出版社に移ったのに、いざ入社すると会社の都合で企画が頓挫し、同時に私の仕事も宙に浮き・・・。


事の顛末を知った会社の別の先輩が、
「ねぇ、式部はさぁ、旅行は好き?」と聞いてきた。
式部とは私のことで、ストレートな黒髪を長くのばしていたという単純な理由による。
先輩は「旅行系の雑誌の編集部なら、紹介できるよ」と言ってくれた。
それを聞いた私は「旅行系かぁ…。旅行は好きだけれど」と躊躇し、「きっと私、旅行系に行ったら一生やっているような気がするから、やめときます」と答えたのだ。
人は変わるもので、どうもその頃の私は、長く働き続けることを希望していなかったらしい。
すると「一生やっていそうな気がするぐらい好きなら、やればいいじゃない!」と、先輩は至極まっとうなアドバイスで私を一喝した。
という成り行きで、紹介してもらった旅行業界誌の制作にかかわることになった。


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旅行業界誌というのは、文字通り旅行関係で働く人たちのための雑誌で、旅行会社はもとよりエアライン、ホテル、観光局などに所属する人たちが読者だ。海外旅行花盛りの時代で、右肩上がりに海外への旅行者が増えていたため、業界誌は乱立し、イキイキと拡大を続ける業界は華やかで、働いているのは楽しかった。
たぶん、自分が最もキラキラしていた時代だ。
やがて人脈も広がり、知識も経験も増えて、これならフリーランスとしてもやっていけると自信を持てるようになって、独立した。


ありがたいことに仕事は次々に入ってきて、海外へ行くチャンスも多かった。
ところが、だんだん満たされない思いを抱くようになる。
短期間で観光地を見て回るだけでは、国や地域を理解できない。歯痒さを感じ、とりあえずどこかで一年間暮らしてみたいと思って選んだのがニューヨークだった。
NY暮らしは初めて尽くしだった。朝のベーグルも、ドアマンにあげるクリスマスのチップも、日曜日の蚤の市も、生活の些細な出来事さえ何もかもが初々しく輝いていた。


ちょうど一年を過ごすと、ヨーロッパに渡り、ポルトガルからトルコまでヨーロッパを横断旅行し、そして帰国した。
仕事を再開したものの、はて、私のいばしょはどこなのだろう?と悩み始める。
ニューヨークは好きだけれど、別の場所があるはず、その土地の何かを伝えたいと思える場所、自分にしっくりくる場所は、どこ?と巡り合いを求めて仕事を続けた。


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そんな時、旅行業界では「旅をして健康になる」という新しいテーマが取り上げられるようになり、これは自分のフィールドだ!と感じた私は、率先して取材をするようになる。
そして、健康を目的に旅をしている人から話を聞いたのがきっかけで、私はスリランカのアーユルヴェーダと出会うことになった。



その後のことはまたいつか。とにかく私はあの時の予言通り、今もずっと旅行とかかわり続けている。
あまり深く考えず、素直に発した言葉って強い。
これからどう進んでいくのが自分らしいかと思春期のような悩みを抱えていたので、原点を振り返ってみた。
自分を客観的に知るには、大事な作業だよね。



長い付き合いとなったスリランカのアーユルヴェーダ、今では多くの方が知るようになりました。
受けてみたいけど、どの施設へ行ったらいいかわからない、という方は漢字のフルネームと読み方、予定している旅行時期と期間、アーユルヴェーダを受ける理由などを書いてご連絡ください。
問い合わせ先は、sayura@outlook.com と sachiyohappy100@gmail.com (CCしてね)まで。詳しくはメールにて
ラベル:プロフィール
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2024年09月17日

●スリランカのご縁が作る幸せ


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こんにちは、お元気でしょうか?
スリランカはもうすぐ大統領選。何もなく終わってくれるだろうかと少し心配しながら、私は、日本でまったり暮らしています^^


ここ数年、足腰の弱くなった母に代わって、小さな庭を手入れするようになったけれど、今年の夏の後半はバタバタと植物が枯れたり倒れたりして、たいへんみじめな状態になっています。
あまりの暑さに、庭をきれいに保とうという気持ちはもろくも崩れたのでした。


庭だけでなく暑さを理由に、あれもこれも先延ばしにしていたけれど、そろそろ抜け出さないと・・・。


でも、まったりしている間、ちょっと嬉しいニュースが続いた。
一つは、以前、私の企画したスリランカツアーでご一緒した人からの結婚報告だ。
ツアー参加後、ご本人の希望に合わせて紹介したスリランカのとある場所で、奥様になったスリランカの女性と巡り合うことができましたという感謝のお便りをいただいた。
まさかのゴールインにびっくり!と同時に、幸せのお手伝いを少しできたみたいで嬉しい。


それから次が出産報告。
以前からスリランカへ行く時にはいつもお手伝いをさせてもらっている女性からの報告だ。
彼女がスリランカへ行ったとき、知り合いの占い師さんを紹介してみてもらったら、〇年後に子供ができると話されていたのだが、それが見事に的中!
結婚より仕事一途に暮らしていた女性だったので、まさかこういう展開が待っているとは本人もびっくり!
「幸代さん、占いが当たりました!」と報告を受けた時には、占いから5年も経っていたのですっかり忘れていたけれど、よかったね。
元気な赤ちゃんを私も先日抱っこしてきた。幸せな人生の出来事にかかわれて私もうれしい。

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それからもう一つ、スリランカのアーユルヴェーダホテルを手配していると、連絡をくださる方の中には私の本を読んで興味を持って…という方が勿論とても多いのだけれど、行ったことをきっかけにアーユルヴェーダの勉強を始めたり、セラピストさんになったりという方も少なくない。そして先日も、会社を辞めてセラピストさんの道を進むことにしたという方がいて、人生の一ページにかかわることができたことがうれしかった。


そして「幸代さーん、つらい…別れちゃったんです」と報告をくれた人も。スリランカが縁でつながった二人だったから、むしろ結婚報告を待っていたのだけれど・・・。フラれるのってつらいよね。でも、誰かを思いっきり好きになれるって、幸せなことだと思う。


一緒にスリランカを旅行したり、アーユルヴェーダホテルを紹介したり、そういう手助けをする中でこうして何度も私を頼ってくれる人や、いつまでもつながりが絶えない人、たとえ一度だけのつながりでも数えきれないほどのメールのやり取りの中で、人間関係が作られていく感覚が私は嫌いじゃない。つながった人たちの人生に少しだけお邪魔させていただき、感謝をいただく。だから、ホテルや旅行の手配を続けることができている。ありがたい。


あ、そうだ。
長らくジャヤンタさん(上記した占い師さん)の紹介をストップしていたけれど、なぜか紹介してほしいというご依頼がたて続いていたし、出産も的中したので、再開することにします! ジャヤンタさんについては、以前どこかに書いたけれど私がスリランカで出会った多くの占い師さんの中ではもちろん一押しの人物です。ご興味のある方は連絡ください。


アーユルヴェーダホテルのご紹介もいつも通り、どこへ行ったらいいかわからないという方、お手伝いさせていただきますので、お名前(漢字のフルネームとフリガナ)、アーユルヴェーダホテルへの期待や目的、予定している時期と期間などを書いて、sayura@outlook.com と sachiyohappy100@gmail.com (ccしてね)にご連絡ください
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2024年08月16日

●バワのホテルを彩るエナ・デ・シルバの作品

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こんにちは。
台風が来て、今日はちょっと体を休めていますが、いい加減にして欲しいというような暑さが続いております。
お元気でしょうか?
毎日、生き残りをかけた酷暑ゲームに参加させられている気分です。

オリンピックも終わりましたね。
セリーヌ・ディオンの歌った「愛の賛歌」に胸を打たれ、体操男子団体に人生を教えられ、北口榛花選手の笑顔で幕を閉じた大会、私も楽しみました。

次回は、クリケットが競技種目に入るようなので、スリランカを応援しなくちゃ!!
スリランカはクリケットが盛んで、空き地でもビーチでも、少年たちがプレーしている姿をしばしば見かけます。
4年に一度のワールドカップを楽しみにしている人は多く、優勝、準優勝の経験もあるほど強いのですよ。

野球の原型と言われているクリケットですが、野球でさえ試合時間の長さが人気を遠ざけていると言われているのに、クリケットはさらに上を行く長さ。
それが日本で流行らない理由だと聞いたことがあるけれど、世界的に見てもクリケットは競技人口がものすごく多い。

クリケットの魅力があまり知られていないように、スリランカにはほかにもあまり知られていない魅力がいろいろあります。
建築家ジェフリーバワのデザインしたホテルも、今でこそ憧れを抱く人が大勢いますが、20年前の日本では、誰?っていう存在でした。
まだまだ、多くを語られていないスリランカ。
そんな中、11月19〜24日まで東京(四谷)で「エナ・デ・シルバ展」が開かれようとしています。

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エナ・デ・シルバさんは、ろうけつ染めのテキスタイル・デザイナーで、ジェフリーバワと一緒に仕事をしていたことでも知られている人です。
開催に合わせ、目下クラウドファンディングで皆さんからの協力をお願いしてる真っ最中。
締め切りは今月末なので、あと2週間。目標額まではまだ多くの人からの協力が必要ということなので、ぜひ、ご興味のある方はクラファンのページを開いてみてくださいね


私も、できる範囲で支援させていただきました。そして応援コメントを主催者さんからお願いされて書いたので、募集ページのどこかに出ているようです。
同じ文面を、ここにコピペしておきます。

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・・・・・・・・・・・・・・
◎!!応援メッセージ!!◎

2002年から、取材を含め60回近くもスリランカを訪ねていますが、私自身スリランカのアートに関してはあまり深くを知りません。これまで語られる機会の少なかった分野だという理由もあるでしょう。このため、今回テキスタイル・アーティストであるエナ・デ・シルバさんの作品展を企画したと伺い、大変うれしく思いました。

初めて彼女の作品に触れたのは、南西海岸にあるベントータビーチ・ホテルに宿泊した時です。ロビーの天井を覆いつくすバティック作品の力強さに圧倒され、言葉にならないまま見上げ続けました。それがバティック(ろうけつ染め)であることも最初はあまりピンときませんでした。バティックと言えばインドネシアが有名ですが、これまで見てきたバティックとは全く違うものに思えたからです。

豊かな色彩と自由な表現力で描かれた彼女のバティックは、まさにスリランカの人たちの魅力そのもののように感じます。東京の展示会で、その一端でも伝えて欲しいと思い、私もクラウドファンディングに協力しました。今から展示会が楽しみです。成功を心より期待しています!

・・・・・・・・・・・・・・・・

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ということで、ブログに書くのが遅くなりましたがよろしければご支援を!!

そして11月に、展示会を見に行きましょう!!
場所は、いつもおいしいスリランカカレーを提供しているレストラン「バンダラランカ」さんの入っているビルの中ですよー。
写真はすべて、ベントータ・ビーチ・ホテルのエナ・デ・シルバさんの作品。

では最後に、スリランカへ行きたい!アーユルヴェーダを受けてみたい!でもどうすればいいのかよくわからないという方は、
お名前(漢字のフルネーム)、旅行の予定(いつ頃、何日間ぐらいを検討しているか)、アーユルヴェーダを受けてみたい理由や目的、アーユルヴェーダ以外でやってみたいことを書いてご連絡くださいね。ちなみに、単なる旅の相談だけは承っておらず、こちらでの旅の手配を基本にしています。よろしくお願いします。


posted by 岩瀬幸代 at 15:22| Comment(0) | TrackBack(0) | スリランカ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年07月16日

●変わるもの、変わらないもの、好きなもの

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昨日は海の日だった。海と山、どちらが好きかと聞かれれば、、、
昔は「海」と迷わず答えていたけれど、最近は「山」がいいなあと思う。大人になって(年を取って)賑やかさより、静ひつを好むようになったせいか・・・、あるいは、水着を着る勇気をなくしたせいか(笑)


水着を着れないからと言って、今さら山登りができるわけでもなく、つくづく、山を登る楽しさを早く覚えておけばよかったと思ったりする。
好きになった人が山を登ると知っても、一緒に登る選択肢を持てなかったというトホホな過去(笑)もあるが、富士山ぐらい登っておきたかったとほんとに思う。


年齢が一つ増えるたびに、好みも環境も体型も(笑)いろんなことが変わって、今しかできないこと、この年齢だからできることは確実にあるはずなのに、ずいぶんと鈍感に過ごしてきた気がする。目に見える自分の劣化には気付くのに。


あの頃は20代だったのに、もう30代後半だなんて・・・、と時の経つ早さに驚いていないで(かなりサバ読みました)、今の自分に与えられている生きる課題を、しっかり咀嚼しながら暮らしていたいと、雨がしとしと降る今日みたいな日にはじっくり考える。


でも時が経っても変わらないものも、もちろんある。


例えば人とのつながり、関係性。
つい先日、長野の松本へ、10数年会っていない友人を訪ねて旅をした。東京から移住して、年賀状のやり取りしかなかったけれど、もう一人の友人と、日常の中にすっと入り込むように会話を楽しんで帰ってきた。一緒に仕事をした編集者とカメラマンとライターという関係だけれど、仕事の話がしたかったわけでもなく、東京方面から出向いた私たち二人の目的は、だらだらしながら、昔と同じく普通のおしゃべりがしたいというものだった。


年齢もばらばらで一回り以上違うから、同世代のあるある話をするわけでもなく、それぞれの家族構成も共通点が少ないから、ありがちな女子の世間話もないまま、私たちはとても楽しく居心地のいい時間を過ごした。それぞれに年を取り、それぞれに違う経験をして、その間に交わることはなかったけれど、会って話している感覚は昔と変わらない。


きっと、関係性の根底に流れるものが変わっていないのだ。だから空白を飛び越えて、自然体で楽しめる。
新しいものも好きだけれど、自分の好きなもの、好きな人にはやっぱり、変わらない純粋さを持ち続けてほしいと思う。


アーユルヴェーダやスリランカを私が好きなのも、昔ながらの良さを認める人たちがたくさんいて、それを守る人たちもたくさんいてくれるが故に、純粋さが保たれているからなのだろう。


これから旅行する人たちにも、スリランカとアーユルヴェーダの本質的な良さに触れてもらえたらと思う。松本に移住している友達に、町を案内されながら改めて、そんな風に思うのだった。


ちなみに写真は、キャンディーの仏歯寺。写真っていつ見てもこの写真いいなあと思えるものがある一方で、今まで目に入らなかったのに突然いい写真だと思える時があるから不思議。今日はこの写真がそんな気分にさせた。なんか、おめでたい感じがするけど、ヴェサック(仏陀の生誕と解脱と入滅をお祝いするお祭り)の頃に撮った仏歯寺。


スリランカに行きたい、アーユルヴェーダを受けたい、だけどわからないことが多いから手伝ってほしいという方はご連絡ください。
ご相談からご予約までを一貫して受けています。情報提供だけということはしていないのであしからずです。

フルネーム、連絡先、予定している旅行の時期と期間、アーユルヴェーダに求めることや受けてみたい理由など、
を書いてsayura@outlook.com  と  sachiyohappy100@gmail.com(ccしてね)まで、メールをくださいませ
posted by 岩瀬幸代 at 22:51| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記のような | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年06月08日

●治りましたか、まだですか?

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こんにちは。具合がよくなったらブログを更新しようなどと思いながら、こんなにも時間がたってしまいました。
もちろんずっと寝ていたわけではなく、リクエストに応えて、お仕事も少しはしていたのですが、微熱が続いたり、食事が進まなかったり。


インフルエンザがこんなにこじれるなんて…。
理由はいくつかあるけれど、一番よくないのは常用している薬が私の免疫力を抑え込んでいるからではないの?持病があるとはいえ、その治療のための薬で体が弱くなっているような気がしてしかたがない・・・。
思わず先日の診察で「薬、やめたいです」と担当医に話していました。だって、すっきり治らないのだ。


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そんなこんなで「完全回復したら連絡する」と伝えてあった友達に、元気になったと伝えるには、いったいどこで線を引けばいいのか、本当のところよくわからなかった。
熱が出ないのだから治ったといえる? 咳が出なくなったから治った? そうは思うのだが、喉に絡んだ痰が出て行ってくれない。大したことではないのだが、気になる、だけどこれが消え失せるには時間がかかるぞ、と気づき、じゃあいったいどうすれば完全回復したといえるのか、そんなことばかり考えていた。


でもって、結局、採用したのは


ジムに行って体を動かそうという気になるか。
たまっていたメールの返信をすべて返すことができるか。
おなかがすいた〜と感じることが、しばしばあるか。


という、言いかえれば体力、気力、食欲が戻っているかどうかで判断し、よし!となったっところで、お待たせしていた友人に治ったと連絡した。

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そもそも私がインフルエンザをもらったのは、河口湖にいる友人に会いに行った時だ。
インバウンドの旅行者を中心に、人混みがすごくて、そこから体調を崩した。マスクぐらいして行くべきだった。


それにしても海外からのお客さん…すごすぎちゃって…。
お花見に墨田川へ行った時も、浅草寺に寄ったら人ごみの中に日本人がいなくて驚いた。
そんなに来なくても…と思ってしまう。


私自身、海外旅行は好きだし、みんなにスリランカへどうぞなどと言っている立場で全面否定する気もないけれど、滞在国をもっと尊重しようよ。
夜の路上飲みの様子や、富士山の弾丸登山・・・、ニュースを見ると嫌な気分になるので、じっくり見ないことにしている。


スリランカは、仏教国なので、仏像にお尻を向けて写真を撮るのはNGだし、お寺に行けば必ず靴を脱ぐ。満月の日は、お酒は出さない(ことになっている)し、そういう彼らの習慣に従うのはとても大切なことだ。

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来週15日、16日は代々木公園でスリランカフェスティバルがあるようなので、何かしら知る機会になってくれたらうれしいです。私もふらりと遊びに行こうと思ってます。


それと、お問い合わせくださる人の希望をかなえるために、いろいろ調べていると、最近はスリランカ航空直行便のお値段がずいぶん下がってきています。日によっては8万数千円の値段が出ているので、一時期よりもずいぶん行きやすくなっています。


アーユルヴェーダ滞在だけでなく、スリランカでこんなことがしてみたいというご希望をお聞かせいただければ旅行のご提案もしていますので、ご相談のある方は、

お名前
予定している旅行時期と期間
連絡先
スリランカでやってみたいこと
アーユルヴェーダに期待することなどを書いて、

sayura@outlook.com  と  sachiyohappy100@gmail.com(ccしてね) までご連絡ください
posted by 岩瀬幸代 at 17:30| Comment(0) | TrackBack(0) | スリランカ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年04月08日

●5月12日にスリランカ旅行講座!やります!


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こんにちは。5月12日(日)、銀座でスリランカ旅行講座をやります!
GWでお出かけになった次の週末を、のんびりと、スリランカの話を聞きながら、ぜひ一緒になごみませんか♡


銀座にあるサロンでの講座は、4年ぶり。前回は、オンライン講座なんて想像もしなかったけれど、今やそれも当然のことになり、私は時代についていけてなくても、スタッフさんたちが配信してくださるそうです。というわけで、当日の銀座は無理という方も、同時配信あるいは見逃しで楽しんでいただけますように。


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肝心の内容ですね^^
話しの中心は、人気の高いスリランカのアーユルヴェーダリゾートについて、です。


リゾートでの毎日はどんな感じで過ぎていくのか、滞在中に行われる施術の種類やハーブ薬、ヨガ、そしてアーユルヴェーダの効果についてなどなど。骨折後のリハビリと久しぶりのデトックスを目的に滞在した直近の私自身の体験も交えながらお話しします。せっかくスリランカまで行くのだから、食事も観光もショッピングも楽しみたいという人も多いので、スリランカのプラス・アルファの情報もご用意してお待ちしております。


銀座までお越しいただいた方には、美味しいスリランカの紅茶やスパイスティーに加え、この日のために特別に作ってもらうスリランカのスイーツもお楽しみいただきます。下の写真はスイーツじゃなくてスリランカカレーですが…。
さらに特典として、某有名アーユルヴェーダ・リゾートに割引でお泊り頂くチャンスもご提供。

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当日どんな話をしようかと考えながら、写真を選んでいたら、本当にスリランカって小さい国だけど奥が深いんだよなあということを、思い出して、一人でわくわくしてました(笑)。私のところに連絡をくださる方々の中に「アーユルヴェーダ・リゾートに長期で泊ってみたいと以前から憧れていました。観光は二の次で、アーユルヴェーダをしっかり受けたいです!」と言って連絡をくださる方が増えていることに、以前との違いを感じています。


そういう旅行者の変化に応えるように、スリランカではアーユルヴェーダリゾートが増えています、という最新情報もお伝えしないといけませんね。


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私にとってスリランカの魅力は、アーユルヴェーダをはじめ自然も人も、お寺も、祈りも、全てが癒しにつながっていることです。
毎日の暮らしで、あ〜疲れた。も〜嫌だー、限界!と感じている人は、スリランカへレッツゴーです。
行く前にまずは、こちらの旅行講座に参加してからお出かけくださいね。
以下、詳細です。


★日時:2024年5月12日(日)13:30〜15:30(13:10受付開始)
★定員:15名(会場参加)、30名(オンライン参加)、30名(見逃し参加)
★会場:土屋グループ銀座ショールーム
〒104-0061東京都中央区銀座3丁目8-10 銀座朝日ビル3F
☎0120-406-211/03-5579-9981
https://www.hometopia.jp/branch/ginza/
★参加費:【会場参加者】4,900円(税込)≪スリランカのお茶3種+お菓子≫、【オンライン&見逃し配信参加者】2900円(税込)
★申し込み先→パスマーケット

(4月29日追記)
上記の通り予定していましたが、インフルエンザに感染し中止を決めました。楽しみにしてくださっていた方々、すみません。



連絡先はいつも通り、sayura@outlook.com と sachiyohappy100@gmail.com (tしてね)まで。

お待ちしております!!!!!!

posted by 岩瀬幸代 at 21:31| Comment(0) | TrackBack(0) | アーユルヴェーダ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年03月24日

●いろいろあって、今がある。



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こんにちは。久しぶりに前髪を切って、いつも通り眼鏡をかけたら阿佐ヶ谷姉妹に見えてハッとした岩瀬です。

早いものでそろそろ桜の季節ですね。今年は隅田川辺りに桜を楽しみに行くつもり🌸


本当は今頃、昨年からずっと練り上げていた企画をご紹介できると思っていたのですが、残念ながらポシャりました。
先方の信じられない理由により……。


あの必死に作業をしていた時間は何だったのかという思いはもちろんあるのだけれど、怒ったり悔しがったりしたところで、何も事態は覆らないし自分が疲弊するだけなので、ただただ状況を受け止めたけれど、フリーランスでこういうことが起きると全てがパーになるのが辛い。会社員なら企画が頓挫しても、会社が守ってくれているけれど……。何よりも時間を返して欲しい。


現実を受け止めはしたものの、もしもこのつぶれた企画に関わらなければ、別なことができたのに…と考え出すとやっぱり悔しくなる。考えないようにするにはどうすればいいのかと思案し、感情を刺激するものを遠ざけていた。たとえば音楽を聴くにしても、人の声が入っていないクラシックを聴くようになったり、澄んだ音を自分でも出してみたくなってカリンバを買ってみたり、HIMARIさんの奏でる純粋なバイオリンの音色にノックアウトされて繰り返し流していたり。


混じりけのないものに憧れる。水と一体化しているかのように泳ぐスイマーとか、薄暗い明け方の静謐さとか、風と一つになって飛ぶジャンパーとか、音楽と溶け合ったように踊るダンサーとか……。
そういう雑念を感じさせないものに心を動かされながら過ごした。


そうこうするうちに、私は瞑想をすることが増えた。仕事ごときで気分を左右されない自分でいたい。自分のコントロールレバーをしっかり握って生きていたい。それはアーユルヴェーダの根本にある思想でもあって、心身ともに健康を求めるには、大切なものと無駄なことを見極め、コントロールすることが根本的には大切なのだ。痛みの軽減や体内の浄化など身体的な効果を表すアーユルヴェーダも大事だけれど、本当の自分と出会うためのアーユルヴェーダが私は好きだ。


最近はスリランカにアーユルヴェーダ施設が増えたせいか、問い合わせてくれる人たちの希望を聞いていると、どこに泊まったらいいか分からないという悩みが複雑化しているように感じます。


5月に、アーユルヴェーダリゾートの楽しみ方みたいなテーマで講座を頼まれたので、たぶん12日に、以前も使わせていただいた銀座のサロンで何かやると思います。まだ本決まりではないので決定したらお知らせしますね。オンラインでもやるらしいです。最近あまり人前に出ていないので、ちょっと腰が引けているのですが、いつまでも引っ込み思案な岩瀬さんでいるのもきっと不健康なので。

どちらにしても講座では、個人のご希望を聞くということはしないため、どこに泊まったらいいか分からないので、ホテル予約と併せて相談に乗って欲しいという方は

@お名前(漢字とフリガナ)A連絡先 
Bアーユルヴェーダに期待すること(○○を改善したいとか、長期で体験したいとか)
Cアーユルヴェーダ以外でやってみたいことがあれば
D予定している時期と旅の長さ、を書いて
sayura@outlook.com まで、メールを下さい。
返信が来ないぞ?という場合には、 sachiyohappy100@gmail.com まで、ご連絡ください。

冒頭の写真は、仏様の犬歯が祀られているキャンディの仏歯寺です。
posted by 岩瀬幸代 at 18:15| Comment(0) | TrackBack(0) | アーユルヴェーダ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする