2006年07月26日

●アムルトさんからゴール県についての報告

 前回のブログで、アムルトジャパンの実施するスタディーツアーについてお知らせしました。担当の方は、6月末にスリランカに行ってらしたそうです。その時の状況についてメールで伺ったところ、活動地域のゴール県(スリランカ南部)について、レポートを頂戴しました。というのも、彼らのホームページには

「スマトラ沖地震の津波被害から約1年半過ぎた今でも、スリランカ南部のゴール県では多くの人々が仮設住宅やテント、半壊した家で生活を送っています。なぜ自宅を持つ事ができないのか?」

 と書かれており、私自身が3月末に見聞きしてきたスリランカの復興状況と、かなりの差があるように感じたため、質問メールを送ったのです。せっかくお返事をいただいたので、了解をもらい、このブログにコピペすることにしました。ということで、以下、アムルトさんからの報告です。


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 地域によって復興の速度は違うようで、ゴール県の中でも差があるようです。津波被害直後から考えると、かなり早い速度で復旧は進んでいるとは思います。

 たとえばゴール県のお隣のマータラ県では、すでに3000棟の住宅を支給し、現在3000棟を建設しているとのことでした(マータラ県知事の話)。マータラの被害状況(家屋全壊が約2200軒)を鑑みると、家屋が全壊した人々全てに家が支給されたことになります。マータラは大統領の出身地であることから、迅速な支援活動が行われたことと、ゴールに比べて沿岸線が短いため復興に要する時間が短く済んだなど色々な要因があるようです。

 アムルトの活動地域、ゴール県のGalle FourGravets地域ですが、もともと貧困層だった人々にとって自宅再建はかなり大変なことのようですし、沿岸から100m以内には家をたてることを禁止した政府の規制も影響し、自宅再建が思うように進まない状況とのことでした。アムルトの仮設住宅は現在も人々が住み、生活をしています。もちろん政府の提供する土地に海外のNGOなどの支援を受けて自宅建設まで漕ぎ着けた人々もいますが、割合はまだ低いです。Dadalla地区では、中国のNGOが支援する住宅建設なども行われていましたが、まだ建設中でその詳細を知ることができませんでした。(誰が入れるのか、何家族が住めるのかなど)

 そしてTelawattaからアムルトのオフィスのあるMahamodaraまでの途中、道路脇の一角にテント生活をしている人々を見ました。また、半壊した家で生活している人々も見かけました。半壊した家に住む人々は、沿岸100m以内なので政府から支援金がもらえないという話も耳にしました。住み慣れた土地を離れたくないために、そのままの状態で生活しているので
はないかと思います。

残念ながら、ゴール県のアムルトの活動エリアでは、6月中に全ての人々に家が支給されるという状況ではありませんでした。

私たちも他のNGOの状況などを調査する時間もなかったため、調査がアムルトの活動地域の一部と限られてしまいましたが、6月末日の活動地域における状況は上記の通りでした。
posted by 岩瀬幸代 at 01:27| Comment(0) | スリランカの状況(終戦前) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年07月13日

●スリランカ・ステディーツアー

 災害支援および人道支援を行うNPOのアムルトジャパンでは、「〜津波被災者との交流を通して知る被災地の現状と未来〜」と題するスリランカへのステディツアーを実施する。「どなたかこのブログを見ている人で参加希望者はいませんか〜」ということで、募集のご連絡をいただきました。
 日程は8月24日〜31日。8月10日に事前研修会を行い、その後現地へ赴くスケジュール。現地ではアムルトジャパンがこれまでに行った仮設住宅建設、女性の職業訓練の支援現場を視察し、被災者との交流を通じて、支援のあり方と今後の可能性について考える内容になっている。訪問地はキャンディー、ヌワラエリヤ、ゴール、コロンボ。参加費用は17万9000円。詳細はアムルトジャパンのホームページをご覧ください。

posted by 岩瀬幸代 at 11:37| Comment(0) | 日記のような | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

●スリランカ産巨大カニ

 先週ものすごい強行スケジュールでシンガポールに行ってきました。水曜日の夕方に成田を発ち、シンガポールに着いたのは夜中、寝て起きて、午後から用事を済ませて、翌朝5時30分にホテルをチェックアウト。で、金曜日の夜帰宅。
 シンガポールは感覚的に近い気がするけれど、フライト時間は7時間とけっこう長い。こんなスケジュールで機内に閉じ込められると、血液の流れが悪くなった感覚がある。おかげで体調が今も冴えない。
 行っている間の一番の収穫は、スリランカ産の大きなカニを食べたことだった。そういえば私はこれだけスリランカに行っていながら、まともにシーフードを食べていないことに気がついた。あんな島国で、海岸沿いで売っている魚を目にすることだって多いのに、めぐり合う料理は大半が野菜か肉のカレーだった。
 スリランカ産のそのカニは、本当にサイズが大きくて、殻が非常に固くて、大味だけどスパイシーな味付けで調理されていてなかなか美味しかった。
 それにしてもシンガポールは、よく整理整頓された人工的な町、という印象。10年ぶりだったが、以前にも増してそのイメージを強く感じた。
posted by 岩瀬幸代 at 00:42| Comment(0) | 日記のような | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする