2017年05月11日

●アーユルヴェーダ三部作

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この一か月の間に二度も風邪を引いた岩瀬です。メンタル弱っていると簡単に風邪ひきますね。

GW中に、私の本を読んでくれたという人から何通もお便りいただきとてもうれしかったです。

私にとってこの本は言ってみれば
最初に書いた『緑の島スリランカのアーユルヴェーダ』の”アンサー本”であり、
二冊目『スリランカで、ほっ。〜仏教は心のアーユルヴェーダ』と合わせて、
”アーユルヴェーダ三部作”としての意味合いがあります。

アーユルヴェーダについて何も知らなかった2002年。
初めてスリランカへ行って衝撃を受け、本にしたい一心で、リゾートにおけるアーユルヴェーダとローカルにとってのアーユルヴェーダを取材し、本にまとめました。
アーユルヴェーダって何?というのをサンスクリット語をできるだけ使わず、伝えた本です。

そしてさらにスリランカの取材を続けるうち、
アーユルヴェーダは医療だけれど、同時に文化でもあるという思いがどんどん強くなり、
アーユルヴェーダを切り離すのではなく、スリランカ全体の中で語らなければという気になりました。
そしてスリランカ人の暮らしや考え方の基礎を形作っている仏教や自然の豊かさと、アーユルヴェーダのつながりを語りたいと思って書いたのが二作目です。

そして今回が三作目(間に、アーユルヴェーダ・ガイドも入っていますが)。
この間リゾートのアーユルヴェーダも、ローカルのアーユルヴェーダも、機会があるだけ受け続けました。

体当たりの体験を物語にして、それを読んで追体験してもらいながら、本質を理解してもらうのは、毎回の私の書き方の手法です。

今回もその書き方を踏襲し、アーユルヴェーダと日本の医療を比較しました。
アーユルヴェーダを受け続けてきた著者である私が、日本の医療を受けたとき何を感じ、どうしたいと思うのか。
それを書くことで、日本の医療とアーユルヴェーダ(あるいは代替医療)どちらの長所も問題点も浮かび上がらせることができると思ったからです。

私たちが普段利用するのは、当然のことながら西洋医療です。
科学的であるかないかを理由に、日本では西洋医療以外の多くの代替医療は医師に煙たがられます。
このため日本では統合医療がなかなか進みません。

でも、世の中には化学じゃ言い切れないものが山ほどあります。
目に見えないものにも力があって、心と体は確かにつながっているし、信じる心、純粋な心があるから世の中は美しいのに、すべてを科学で言い切りたいなら、人間なんて存在価値すらなくなる気がします。

だから科学的なものも、目に見えない力も、西洋医療も代替医療も両方あったっていいじゃないか。

つまり3作目で、私はアーユルヴェーダの短所も語っています。それを語らないことには、正しいことなど伝えられないから。そういう意味で、一作目のアンサー本であり、アーユルヴェーダ三部作なのです。

果たして、この本をどのぐらいの人が読んでくれるかわからない。
でも読んでくれた人の心にちゃんと届けられるなら、いつかほかの人にも思いが伝わると信じたい。


posted by 岩瀬幸代 at 20:39| Comment(0) | TrackBack(0) | アーユルヴェーダ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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